暖かくなってきて、汗をかくシーンも多くなる季節です。
なんだか頭皮が脂っぽいかも…自分のニオイが気になる…そんなあなたに今日から実践できる解消方法をお伝えします。
頭皮のニオイの原因
頭皮には、「皮脂腺」と「汗腺」が体の中で一番多く存在しています。通常、頭皮は適度な皮脂膜によって覆われ、皮膚の状態を整えています。
しかし、皮脂分泌が過剰に行われ、皮膚のバリア機能低下で頭皮の状態が悪化すると菌が増殖し、過酸化脂質特有のニオイ=脂ぽい匂いが発生します。
自分の気づかないところで、周りが「あ、この人の匂い気になる…」なんて思われたら嫌ですよね。
皮脂の分泌を抑えるためには、生活習慣や食事をちょっと変えるだけでも改善されます。その方法をご紹介していきます。
ヘアケアの基本はシャンプー
洗髪は、夜に行うことが基本です。皮脂や汗で汚れた頭皮をそのまま放置すると、寝ている間に雑菌が繁殖しフケ・かゆみ・臭いが発症します。整髪剤などを付けたままだとさらに悪化します。洗顔や入浴と同じように、髪も汚れを洗い流し清潔な状態で就寝するのがベストです。
正しいシャンプー法
シャンプーは「髪を洗う」のではなく「頭皮を洗う」ことを意識しましょう。
①まず、ぬるま湯で十分に髪の毛を濡らし、
シャンプー剤は手で取って軽く泡立ててから使います。
指の腹で「頭皮」を軽くマッサージするように洗います。
(②)美容師さんからは”ツーシャン”(2回シャンプーすること)
をおすすめされます。
1回目は髪の汚れを落とす、
2回目は頭皮を含めしっかり汚れを落とす、という理由だそうです!。しかに美容院に伺うと2回シャンプーしますよね。
③すすぎはしっかり行ってください。
シャンプー後は、タオルドライ後ドライヤーなどを使って、しっかり乾かして寝るようにします。十分に乾かず湿ったままで寝ると、雑菌やカビが繁殖しやすくなるそうです。
生活習慣を整える
健康的な皮膚状態にすることが頭皮のニオイ改善になります。栄養や睡眠、ストレスなど生活習慣を見直すことも必要です。
(1)バランス良い食事
頭皮はケラチンと言うタンパク質です。タンパク質を中心に、根菜類、海藻類、きのこ類などバランス良い食事が健康的な頭皮を作ります。皮脂分泌過剰の脂漏性の場合は、ビタミンA、ビタミンBを意識して摂取し、高GI値糖質や油分の多い食品を控えると良いとのことです。過酸化脂質を防ぐには、抗酸化食品のビタミンC、E、ポリフェノールなどが有効だそうです。
(2)飲酒と喫煙を控える
アルコール過剰摂取は、肝臓に負担をかけ、頭皮・毛髪の状態を悪化させます。喫煙は、ニコチンを無毒化させるために大量の抗酸化成分を消費します。またニコチンは血流を悪化させるため、頭皮、毛髪へ影響し、頭皮や大衆をニオイやすい状態にします。
(3)睡眠をとる
睡眠中に成長ホルモンが分泌され、頭皮や毛髪を健康的な状態に維持します。
しかし睡眠不足になると、成長ホルモン分泌が低下するだけでなく、
血行不良、酸化ストレスにより、頭皮状態が悪化します。
臭いだけでなく抜け毛の一因となります。
(4)生理不順に注意
男性ホルモンや女性のホルモンには皮脂腺を活発にする働きがあります。女性は月経前のホルモン分泌で、皮脂腺も活発になり、一般的に脂っぽくなります。女性ホルモンのバランスが崩れ生理不順になると、頭皮の皮脂分泌が過剰になることもあります。
普段の生活が頭皮や臭いの状態に影響を及ぼしています。ひとつひとつ積み上げてニオイ予防、心がけていきましょう。
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