ストレッチ・整体

2018.12.27  

ギックリ腰にならないカラダの使い方

カラダを伸ばしてギックリ腰・寝違え予防

「ギックリ腰」「寝違え」もっと症状が重くなると「腰椎椎間板ヘルニア」「頸椎椎間板ヘルニア」などの症状は、いきなり体を動かしたり伸ばしたり、はたまた椎間板の摩耗で起こり得る症状の一部です。

重い物をいきなり持ち上げたり、急に走ったりするなどで、上記の症状は起こりやすくなります。
特に、大掃除・引っ越し中のぎっくり腰、転倒など身体を壊してしまっては元も子もありません。「身体の使い方を工夫すること」です。

今ある身体のまま身体が本来持っている力や動きを効率よく「引き出す」ことで、怪我のない動作を心がけてみましょう。

効率的な動きとは?

効率的な動きとは、全身を動かすこと、つまり全身が繋がって動いている状態のことです。
でも普段、意識せずに動かしてしまうのと体を”部分的”に使ってしまいがちで全身をうまく動かせていない場合が多いのです。

その結果、大きな関節に負担が集中して、腱鞘炎、ひじ痛、ひざ痛、腰痛などを引き起こすことになってしまうのです。しかし、いきなり全身をくまなく動かすと言っても難しいものです。

そこで全身を 下半身、上半身、体幹 に分けてそれぞれの役割をチェックし、どのように活用されていくかまず見てみましょう。

上半身の使い方

上半身は相手を物とのと接触点です。接触がきちんとできているかどうかで、動きの伝わり方が変わ理、動きの合理化がはかれます。相手土台は安静を保ちながら、動くことができないといけないのです。「安定」と「動作」、このふたつを両立させることが下半身の重要な役割なのです。
 

下半身の使い方

下半身は動きの土台となる部分。土台は安静を保ちながら、動くことができないといけないのです。「安定」と「動作」、このふたつを両立させることが下半身の重要な役割です。
 

体幹を使う

体幹は下半身と上半身を「つなぐ」要の部分。体幹は言い換えれば「姿勢のポジショニング」だそうです。下半身と上半身をつないで
全身の連動性を高める役割を担っています。
 
体幹(姿勢)の状態が崩れることは、上半身と下半身の動きが分断され、全身の連動性が途絶えることにつながり、その結果、腰一点に負担が集中し、腰痛を起こしやすくなるのです。
 

大きな家具の移動には

×気合いと腕力で移動を試みる
○身体の使い方と知恵で家具を動かす
 
大きな家具を気合を入れて腕力だけで動かしてしまうと、腰を痛めるなど残念なことになりかねません!
 
そこで体の使い方を工夫して無理なく動かしましょう!

ポイントは自分の体重を有効利用して大きな力を出すことです。そして大きな家具の場合、できるだけ引き出しなどを抜いて軽くして、片側に倒しながら底の隙間に汚してもいい毛布などを敷きます。そして毛布の端を持ってしゃがみ、後方に体重をかけてゆっくりと尻もちをつきながら徐々に引っ張っていきます。
 
この時にいきなり勢いよく倒れこもうとすると家具が倒れる可能性もあり要注意です。

掃除機がけ

×腕力だけで掃除機を操作する
○掃除機と一体化して行う

本体は、中指と薬指を意識してもち、2本の指の付け根部分に本体が引っかかるようにすると肩甲骨が広がり、背中と腕とが連動して楽に持てます。
 
本体ごと持って掃除がけをすると本体と一体化することができ、掃除機が動きが自分について来ずストレス、なんてこともありません。柄の握り方は、親指、人差し指を楽にして柄から外し、柄を握るのは中指、薬指、小指にすると動き回る柄に柔軟に対応できるのです!

ダンボールの持ち上げ

×腕力と腰でダンボールを持つ
○重心を捉えて楽に持つ

寒い季節にわたしの友人の鍼灸師から聞く話だと”ギックリ腰”を発症する人が多い季節が冬なんだそうです。筋肉が寒さで収縮しがちで、なおかつ、普段かからない負荷が腰にかかると、ぎっくり腰になりやすいようです。
 
重いダンボールの移動は無理しがちですよね。ポイントは、持ち上げる時に体全体をかがめて、股関節を意識しながら、ダンボールを抱えて、体全体を持ち上げるのです。
 
この時にやってはいけないのが、ダンボールだけ腕でつかんで腰から上げようとすること。この動作がギックリ腰を引き起こします。
 
思い場合には一度正座をして、一度ひざの上に荷物を置き、そこから片足ずつゆっくりと立ち上がると良いです。
 
このような動作をすることによって腰のみの負担を軽減させることができるのです。

いかがでしょうか。お身体のメンテナンス、見直しなどでの出張マッサージのご利用もお待ちしております。
 
 

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